現状でインシデントレスポンスの仕組みなく、SIRTの構築が課題になっている企業も多く存在します。そして、いざ構築するとなると、実現困難な高いハードルを掲げてしまい、機能不全のSIRTになることが少なくありません。 本コラムの第3回では、今後インシデントレスポンスの仕組みづくりを進める企業に向けて、身の丈に合ったSIRT...
一般的にセキュリティ対策とは、セキュリティの脅威が顕在化しないよう未然に防ぐ、予防的なことが中心になります。しかしながら、変化の激しいセキュリティ環境において、さまざまなリスクにあらかじめ対処するのは困難です。よって、セキュリティ上の問題に対して、事後的な対応(インシデントレスポンス)を重視する企業が増えています。
本コラムでは、こうしたインシデントの影響を最小限に抑えるインシデントレスポンスの基本について、計4回にわたり説明します。